12月5日 ホテルをチェックアウトしてGrabでPasteur Trans へ。
8時に発車、チルボンの町に入ったあたりで「どこで降りる?」
全然考えていなかった。事務所が終点だと思っていた。事務所で降りればチルボン駅は近い。
「事務所に行きますか?」
「行きません」
「え!?」「チルボン駅に行きたいから、いちばん近い所で降ります」
「OK」
「ここで」
「ありがとう」言われるままに降りた。マップを見る。携帯電話のマップには本当に助かっている。命を救われていると言ってもいい。
降りた時間は10時10分。電車は12時25分。余裕があるので近くのショッピングモールへ入る。暑くて外にいられない。
モールで食事をしながら時間をつぶす。出発2時間前になったのでKAIアプリでE-Boarding Passを取得した。
12時に駅に着くようにGrabで移動。駅の待合室で駅員に声をかけられた。私が外国人だからだろうか。
「どこへ行きますか」
「チルドゥグへ行きます。チケットはこれです」
「チケットカウンターへ行ってください」
「え?これで入れますよね?」
「遅れているから、カウンターへ行ってください」
「はい」
チケットカウンターで、
「このチケットですけど、遅れているんですか?」
「はい、14時30分です」「キャンセルできますよ」
2時間遅れか…待つか?14時30分よりもっと遅れる可能性もある。
「チルドゥグへ行く他の方法はありますか?」
「バスターミナルからバスがあります」
バスターミナルまで行く手間、バスの出発時間が都合よくあるとも限らない。バスはやめよう。そうだ、Grabで行こう。すぐGrab Carの料金を調べた。
料金は163,000ルピア。電車は160,000ルピア。同じじゃないか。Grabで行こう。
「キャンセルします。お金は戻ってきますか」
「はい、現金でお返しします」
この時KAIアプリを見ていたが、遅延情報らしき事は載っていなかったと思う。
返金を受け取ってGrabでチルドゥグへ向かった。
12時10分乗車 Grab車内で、
「日本人か?」
「はい」いつもながらどうして日本人とわかるのだろう。私はアジア系を見てもナニジンか見る目がまったくない。
「日本人は良い。日本人が好きだ」
「ありがとう。どんなところが?」
「丁寧で礼儀正しい」
お世辞だろうけれど、「ありがとう」「さっき、こんなことがあってKAIキャンセルしたんだよ」
「Longsor」
「Longsor?何それ?」意味を調べたら、地滑りだった。
「Longsorはどこで?」
「知らない」この情報ほんとうだろうか。ドライバーといろいろ話をした。
13時20分 チルドゥグのホテル到着。
Grab料金はOVO払いなので現金は必要ない。手前味噌だがだいたいチップを渡している。インドネシアにおいてGrab Car,Bikeは感謝でしかない。