12月28日
18時30分ごろ。すでに暗い。外で変な音がした。見に行った。あとから思えばだが見に行かないほうがいいのだ。命が危ない。
ランブタンの木が不自然に揺れている。光が当たっていないランブタンの木の中に黒いものがいる。人だ。以下はインドネシア語の会話。
誰だ?ランブタンください。誰だ?ランブタンください。誰だ?私です。(知らんし。)取るのをやめてください。ここの社長の許可をもらえ。ランブタンください。知らん。ここの社長の許可をもらえ。降りろ。ランブタンください。降りろ。取るのをやめてください。わかりましたか?わかった。
私のインドネシア語の言い方は至って丁寧です。
子供ではなかった。ランブタンは置いていかず、バイクで2人乗りで走って行った。ここの国の人は人の敷地内でも果物を取ることを悪いとは思っていないのだろう。相互扶助というやつか。何が良くて何が悪いかはその国によって違う。気にしないでおこう。他の事でも一言言ってからやる人は滅多にいない。それができる人は日本で働いたことがある人だろう。