mygのインドネシア生活 サバーイブログ 

日本語を教える、インドネシア生活2度目のmygです。語学ネタ、フィットネス、治安、生活情報など。西ジャワ州チカラン在住。

家事をやろう(家の中 編)〔22〕あなたが鍵なら、私は錠前。

本来は「錠」ですが、語呂が悪いので錠前とします。

この家に来た1日目から、玄関網戸ドアの鍵はないし、網戸ドアとドア枠はぶつかって閉まらないし、挙句に取っ手は折れるわで気になってしょうがなかった。
ボスはいつまで経っても鍵を買わないし、交換依頼もしないので、自分で買ってきて交換することにした。

交換終了。

錠を固定する網戸ドア枠の穴がバカ穴になっていて、木ネジがユルユルで締まらない。ジャンブーの木の枝から削り出した立方体をBAKA穴の奥に入れて、木ネジを締め込んだ。あー、めんどくさい。

ここまではいいとして、問題は建物側の枠の四角い穴と位置が合わないこと。
四角い穴に対して、錠前の四角いやつ(デッドボルト)は4-5mm下がっている。もちろんカチッとなるやつ(ラッチボルト)も。
これを解決しないとロックできないので、工事屋さんに来てもらった。

 

ドアを2mmほど上げた。

工事屋さんは網戸ドアを外して、ヒンジの軸側にワッシャーを乗せてドアを再取り付け。これでドアが2mmほど上がった。

次に四角にくり抜いた鉄アングルを強引に叩いて、下方向を広げようとしている。無理プラス強引の所業でその場はロックできるようになった。

次はドア。ドアもデッドボルト、ラッチボルトともに四角穴より若干下がっている。こここのヒンジは外さず、建物側の四角い穴を下に広げる。四角い穴のプレートを外す。穴部は材木なのでドリルで穴を開けて、四角に削った。新しい錠前のプレートが穴位置が合うので付け替えた。

四角穴を下に広げて、プレートも下げた。

「できた!」と言っている工事屋さんには帰ってもらい、あとは自分でやる。鉄アングル四角穴をもう少し下へ広げたい。3mmの鉄アングルに鉄ノコで切込みを入れて、内側へ叩きまくった。3mmの鉄なんて曲がるわけないんだけど。&小型ヤスリで戦った。

鍵をかけられないままにして仕事を放棄した後始末。
この状況で鉄アングルを鉄ノコで切る。無謀。

3mmのアングルに切込みを入れるなんて大変。でも、やるしかない。
寮の食堂の食卓の周りを走り回り、やるっきゃない、やるっきゃない、やるっきゃない、おー!!の気分。うろ覚えだが、40年近く前のスチュワーデスドラマでこんなシーンがあった気がする。

なんとか下方向に隙間が確保できたか、これで以前よりスムースにロックできるようになった。カチッともなる。

 

なんとかこれでストレスなくドア2枚の開け閉め、施錠ができるようになった。手が疲れた。

どういう契約か知らないが、錠前はオーナー負担ではなく借りている側が負担するらしい。カギなんだからオーナーでしょと思うが。契約後、初入居時からカギなし、そもそもロックできない状態の錠前。解約する時は元の状態に戻すのだから、錠前外して元に戻して出て行こうかな。